第2回 スライド補足

配布されなかったスライド

全部はかけませんでした

脳機能計測(1/3)
  • 脳波(brain wave)
    • ドイツ人のハンス・ベルガーが発見
    • 多数の脳神経細胞の誘発電位の総和
  • 脳誘発電位
    • 光や音などの刺激を繰り返し与えて頭皮表面の電極での計測を加算することで得られる電位
    • 4Hz以下をδ波、8-13Hzをα波、14Hz以上をβ波と呼ぶ
脳機能計測(2/3)
  • 核磁気共鳴断層映像法(Nuclear Magnetic Resonance Computerd Tomography)
    • 1980年に登場
    • 生体内の水素を映像化する。強力な磁場の中では、水素原子が磁気共鳴を起こす現象があり、この現象を利用し、共鳴を起こした水素原子核の濃度分布を検知して、断層写真として再構築する。
  • 陽電子放出断層法(Positoron Emission Tomography)
    • 放射性同位元素を含んだ物質を体内に注入し、体内から放射される陽電子(ポジトロン)が崩壊して、2次的に放出されるガンマ線を測定する方法である。
    • 脳の血液量、酸素消費量、糖代謝量(脳の活動状況)を測定できる
脳機能計測(3/3)
MEG(脳磁図)
(SQUID:磁束センサ)*1
PET fMRI(血流の
NMR:動作原理)*2
コスト
人体への影響 ほぼ無し
空間分解能 高い 低い PETより高い 5mm
時間分解能 高い 数ms*3 低い 数秒 数百ms
長所 純粋に非侵襲 解剖構造との正確な対応付け可能
どの部位も測定可能
集団データの共通項発見得意
データの再現性が高い
同一人の繰り返し測定可能
短所 高ノイズ
磁気シールド
集団データの解析不得手
計測範囲の制約あり
被爆
博士レベルの技術者5名
高磁場
深部記録困難
頭の動きに弱い

*1:脳の特定の部位の磁場を測定することで内部の電位を推定する

*2:MRIの改良

*3:10/18修正