IIRフィルタ

変換方法

  • s-z変換に基づく方法(間接設計法)
    • アナログフィルタの伝達関数からディジタルフィルタを求める
  • ディジタルフィルタとして設計する方法(直接設計法)

標準z変換法(インパルス不変法)

  1. 伝達関数ラプラス逆変換して、インパルス応答を求める
  2. インパルス応答をサンプリングして離散化する
  3. z変換する
欠点

エイリアシングを生じる。(サンプリングするため、sとzが多対1に対応する。)
帯域に制限があれば問題がおこらない。

双一次変換

s=\frac{2}{T}\frac{1-z^{-1}}{1+z^{-1}}伝達関数を変換する
ω(-∞,∞)とΩ(-π,π)が1対1に対応する。

欠点

アナログの角周波数とディジタルのΩとの間にゆがみがある。
それに対処するためにはプリワーピングが必要

アナログフィルタ

バワータスフィルタ

極が単位円の左半分上に等間隔に位置する。

チェビシェフフィルタ

チェビシェフフィルタ - 信号処理 | ++C++; // 未確認飛行 C
リプルが出る。バワータスフィルタよりも次数が低くても遮断特性が良い

フィルタの変換

単純な変数変換により低域通過フィルタから高域通過フィルタの変換はできる。